【ブログ】忘れてはいけないこと

こんにちは。アセアン進出支援協会の阿部です。

EU離脱問題やトランプ大統領誕生の背景の一端には、
製造業の海外生産へのシフトや移民が増えたことで、雇用が奪われ格差が広がったことに一因があるといわれています。
日本はというと、かつては一億総中流と言われた時代もありましたが、

足元では所得格差が拡がっているというニュースが聞かれることが多くなったという印象があります。

ワーキングプア(働く貧困層)という言葉が示すように、
2013年には年収200万円以下の層が1千万人を超え、

いわゆる中間層が減り、低賃金層が増えたと言われています。

以下出典:しんぶん赤旗

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-09-30/2014093001_03_1.html

ところで、こうした所得格差を表す指標に「ジニ係数」があります。
ジニ係数とは簡単に言うと”所得や資産の不平等や格差を測る尺度”として用いられ、
”ある国で所得が完全に均等に分配されている場合はジニ係数は0となり、この数値が1に近づくほど不平等度が高い”ことを意味しています。

ちなみに、このジニ係数が0.4(40%)を超えると社会的騒乱の発生が警戒されるレベルにあると言われています。

アセアンについてみてみると、
インドネシアやマレーシア、フィリピン、タイといったアセアン先発加盟国は、
順調な経済発展を遂げ貧困率は改善されているものの、

所得格差の解消という点では多くの課題が残されているのも事実です。

以下出典:日本経済新聞

https://vdata.nikkei.com/prj2/asia-economy2/

昨年9月にベトナムのホーチミンを訪れたとき、
中心である1区の発展ぶりと活気に、
驚くとともになんだかこちらも元気になるような覇気を感じました。
しかしその一方で、車で3~4時間も走った田舎になると、
道路が舗装されていないことや、家の隣に牛が放牧されている姿などをみて、
改めてどこへいってもインフラが平等に整備されている日本って凄いなぁと思ったと同時に、

こうした国が日本のような1億総中流のような発展を遂げられるのかに疑問を感じたことは否めませんでした。

日本にもまだまだ発展の可能性があると信じたいところですが、

今後の人口減少による国内経済の発展の可能性は限りがあるとも感じています。

先日行われた「社会意識に関する世論調査」で、
現在の社会に満足している人が65.9%で過去最高となったというNEWSがありましたが、
本当でしょうか…。

私たちは”骨抜き”になってはいないでしょうか。

アジアの国々にあるような”活気”こそが、
もっとも今の私たちに必要なことのように思えてなりません。

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