【ブログ】日本人は本当に働き過ぎなのか!?
こんにちは。アセアン進出支援協会事務局の阿部です。
このブログを書いている今日、9月2日はベトナムの建国記念日(国慶節)です。
1976年にベトナム南北の統一と独立を主導したホー・チ・ミンにより、
この日独立が宣言されました。
この国慶節が終わると、ベトナムでは学校の新学年がスタートします。
建国記念日は日本と同じように祝日になっていますが、
ベトナムの祝日は国内最大のお祭り「旧正月のテト」が有名ですが、
これらの祝日をあわせても年間10日ほどしかありません。
一方、日本の祝日はというと年間16日。
成熟した良い社会といって良いのか、
根拠のない楽観が仇となったキリギリス状態に陥っていやしないか?
…なんだか微妙な気持ちです。
9月2日の他のアセアンのイベントをみてみると、他にもありました。
9月1日がイスラム教で定められた宗教的な祝日「ハリ・ラヤ・ハジ(イドゥル・アドハ)」と呼ばれる祝日であったため、
ブルネイやマレーシアでは9月2日が振替となっています。
東南アジア最大のイスラム国、インドネシアとシンガポールには振替はなく、
9月1日のみが祝日になっているなど、その国ごとに特徴がでています。
ニューヨークやロンドンなどに拠点をおくコンサルティングファーム「MERSER」のプレスリリースによると、
アジア太平洋地域の祝祭日は比較的多く、
タイが16日、
インドネシア、マレーシア、フィリピンがそれぞれ14日、
シンガポールが11日、
などとなっています。
今では週休2日が当たり前のようになっている日本ですが、
Panasonicの創設者松下幸之助氏は、「1日教養、1日休養」という指針を示しました。
今更ながら自らを振り返ってみると、そこには眼を背けたくなる惨状しかありませんが(--;)、
2日とも遊び惚けて得るものならずのキリギリスにならないよう、
足元照らして進んでいきたいものです。
出所:MERCERプレスルーム
