【ブログ】旅が与えてくれるもの

こんにちは。アセアン進出支援協会事務局の阿部です。

先日1泊2日の行程で自宅のある神奈川県茅ヶ崎市から、
途中、飛騨・金沢を経由して、石川県能登半島の輪島市まで、

往復約1300km超のDrive旅行を敢行しました。

そんな今回のShort Tripで改めて感じたのは、

日本の道路インフラの充実度です。

石川県輪島市はご存知のとおり「漆塗り(輪島塗り)」が有名で、
今回の目的は、輪島市名物の「輪島の朝市」見物でした。
ちなみに輪島市の人口数は、平成29年9月1日現在約2万7千人ほどの小さな市であり、
私の住む茅ヶ崎市の人口も約24万人と決して大きな市ではありませんが、

そんな両市を国内を縦横に張り巡らされた道路網が至極便利に結んでいました。

私の自宅は圏央道から2kmほどの距離にあり、料金所までの間にある信号機は5つ。
一方、朝市が行われている輪島漁港から自動車専用道路となる「のと里山海道」までの、
約16kmの道程は交通量も少なく田舎道でもあるため、
信号機の数こそわかりませんがストレスはほぼゼロ。
両市を結ぶ片道600km強の道程に当然のように悪路は一つもなく、
約20kmのみが一般道での移動で、

それ以外は全て「High Way」での移動が可能という便利さ。

”1億総中流”と言われた日本経済の発展を支えた側面は、
こうした道路インフラや鉄道インフラが整えられたことで、
多くのヒトやモノの移動が活発になったこと、

そして都市部や農村部といった隔たりなく、インフラが整備されたことにあるのだと改めて感じた次第でした。

ベトナムやミャンマーなど、アセアン後発国の経済発展が期待されていますが、
都市部と農村部の格差はいまだ高く、不平等さが歴然と存在していることは否めません。

いずれの国も、少し都市部を離れれば水溜まりが多く残るような悪路にすぐ遭遇します。

陸のアセアン各国を結ぶ、
「東西経済回廊」
「南北経済回廊」
「南部経済回廊」
といった幹線道路の整備はほぼ完了し、
次は「量」から「質」の整備へとフェーズが移行しているアセアンの道路インフラ事情ですが、

国民が平等に恩恵を授かるためには、まだ多くの工夫が残されていると感じます。

一方、日本にしてもここまで発展した道路インフラの整備の背景に多くの国費が投入されたことは明白で、
その帰結に借金大国という汚名があるのだとしたら、

今後は新たな手段を行使していかなければ、次の世代へとバトンを渡すことができません。

私たちにできることは何か。

輪島の朝市は月曜にも関わらず多くの人で賑わっていました。
しかし屋台の軒先に座っている売り手の多くは高齢者であり、
それが今の日本を象徴しているようにも思え、
短いながらも充実したプライベート時間を楽しめたと同時に、

多くの示唆を与えてくれた貴重な時間となりました。

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