2019年 新年のご挨拶

 

あけましておめでとうございます。アセアン進出支援協会事務局の阿部です。

前回の更新から、半年以上情報の更新を怠ってしまいました…
そうこうしているうちに、米中の関税合戦が世界経済に飛び火し、
経済の中国依存が強いアセアン諸国の成長に陰りがみえるなか、
2018年末にはTPPがまずは6カ国で発効されたほか、
入管難民改正法案が可決し、’19年4月から施行されるなど、

目まぐるしい動きがあった半年間でありました。

あれだけ騒いでいたTPPも、発効のニュースを聞くころにはトーンダウンし、
まずは日本、シンガポール、ニュージーランド、カナダ、オーストラリア、
メキシコの6カ国でスタートし、アセアン諸国では、ベトナム、マレーシア、
ブルネイが早期の発行を目指すことになります。
11カ国が参加すれば、5億人の経済圏が新たに誕生するといわれ、

農畜産物や工業製品など、加盟国全体で99%の品目の関税が最終的に撤廃されます。

消費者目線でみれば、関税がかからなくなることで、
より安価に食料品等が入手できることになりますが、生産者目線でみれば、
競争が激しくなることは避けられません。
人口減少期に入った日本。

国内消費の先細りが懸念されるなか、販路の拡大を含め視野を広くとっていく必要がありそうです。

入管難民法改正案は、生産年齢人口が減っていく我が国にとって、
外国人を労働力として活用できるようにするため、
新たな在留資格を創設することになります。具体的には、
相当程度の技能をもつ外国人に「特定技能1号」、

より熟練した技能をもつ外国人に「特定技能2号」の在留資格を創設するなど、

最大で約34万人の外国人受入れを見込んでいます。

ここで、私も労働力と書いてしまいましたが、実際に来日してくる人たちが「ヒト」であることを、
忘れないようにしたいものです。

外国人技能実習制度の負の側面、「長時間労働・薄給・パワーハラスメント」などが、SNSなどを通じて拡散し、ニュースにもなりました。もし、自分の身内が同じような環境で働いていたらと思うと、やりきれないような気持ちにさせられます。

私たちは、人手≒労働力を望むのかもしれませんが、やってくるのは私たちと同じ「人」です。

それも、育ちや文化が違う異国から、夢や勇気をもってやってくるのです。

これだけ開かれた世界にあって、いつまでも過去の日本の繁栄をうらやんでいても前には進めません。
日本の未来に手を貸してくれる彼・彼女らとの共生なしに、私たちの発展はないでしょう。

新年を迎え、協会の趣旨を改めて認識し、密かにやる気を再燃させている阿部の戯言でした。

本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
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アセアン進出支援協会
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