タイ-ミャンマー間の物流環境が改善

11月3日にアップしたアセアンニュース( http://bit.ly/33HqNac)でも少し触れましたが、2015年にアセアン経済共同体(AEC)が創設されてから4年。徐々に、国境での税関手続きの整備も進んできている背景を受け、アセアン域国内での経済活動が活発になっていく期待が高まっています。

ジェトロによれば、タイの税関は10月22日、タイとミャンマーの国境間での税関手続きに関し、越境交通協定(CBTA)が発行されたと伝えています

 

参照記事はこちら https://www.jetro.go.jp/biznews/2019/11/e3e5bc05870b3c1d.html

 

この協定により、ミャンマーのティワラ経済特区~ミャンマー側の国境であるミヤワディ国境~タイ側の国境であるメーソット国境~レムチャバン港の区間については、30日を超えない範囲で運輸当局に登録した車両であれば、相互の出入りが認められるというものです。

 

陸のアセアン(ベトナム、カンボジア、ラオス、タイ、ミャンマー)では、

①ベトナムからラオス・タイを経由してミャンマーへ繋がる東西経済回廊

②中国の昆明からラオスを経由してタイのバンコクへ繋がる南北経済回廊

③ベトナムのホーチミンからカンボジアを経由してタイのバンコクへ繋がる南部経済回廊

が整備されてきました。

 

陸のアセアンは、アセアン加盟先発国であるタイを除いて、先に経済発展を遂げた海のアセアン(マレーシア、シンガポール、インドネシア、ブルネイ、フィリピン)に対し経済発展は遅れましたが、このように物流環境が改善され、モノやカネ、そしてヒトの行き来が活発化していけば、より経済が活性化されていくことが期待されます。

 

(記事担当 阿部)