アジアで存在感を増すASEAN

韓国とASEAN(アセアン)との間で行われた首脳会議について、11月26日の日本経済新聞が取り上げています。

 

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日韓関係が過去最低と言われる冷え込みを迎えているなかで、韓国はASEANとの貿易をテコにして、韓国経済の浮揚力にしようとしているのでしょう。先日TVのニュースをみていたら、日本のビールメーカーの韓国への輸出額が0円になったと聞いて驚きました。

 

韓国の主要貿易相手国は、輸出国としては第1位が中国、第2位がアメリカであり、輸入部門では第1位が中国、そして日本が2位、アメリカ3位と続いていますが、韓中関係、韓米関係もあまり芳しくないと言われているなか、韓国経済をテコ入れする意味でも、アセアンとは親密な関係を築いていきたい思惑が現政権にあるようです。記事では、韓国-ASEANの貿易額を2020年には2000億ドル(約22兆円)と、18年度比で25%増という大幅な引き上げを目標に掲げたと伝えています。

 

もともと、韓国はサムスン電子のベトナム進出に伴い、ベトナムとはすでに貿易関係では強いパイプがあります。サムスン電子はベトナムを最大の生産拠点と位置づけ製品を製造・出荷していますし、韓国が得意とするK-POPなどのエンタメ分野はベトナム以外のアセアンでも広く浸透しています。特にベトナムでは、こうした背景から韓国語を学ぶ学生も増えていると言われています。

 

ASEANを巡る周辺国の動きは益々活発になり、ひいてはASEANの経済が発展していくことが期待されますが、これを対岸の出来事としてでなく、私たち日本の発展にも繋げていくことが重要です。

 

(記事担当 阿部)