それでも世界は動く~2020年を振り返って~

こんにちは。アセアン進出支援協会の阿部です。
2020年、新型コロナウェルスの世界的な感染拡大により、世界の風景は一変しました。
(このブログも2月の更新を最後にパッタリ歩みを止めてしまいました…)

 

日本では3月にはじまった感染拡大の第1波ののち、1ヵ月に及ぶ緊急事態宣言が明けて一度は落ち着いたと思われた感染者数も、冬を迎えて第1波を大幅に超える感染者数の拡大に悩まされています。

アセアンに目を向けてみると、インドネシアで53.8万人、フィリピンで42.2万人、ミャンマーで10.8万人などとなっている他、マレーシアで7.8万人、シンガポールで5.8万人(いずれも感染者数)など、各国間の移動はいまだ制限された状況が続いています。

ラオス(41人)やカンボジア(357人)では感染者数の報告が必ずしも多くはないものの、報告されていないケースが多いことは想像に難くなく、ワクチンの普及が広く及ぶことが期待されます。

一方、こうしたなかではありましたが、2012年から交渉がはじまったRCEP(Regional Comprehensive Economic Partnership)が、8年に及ぶ交渉のち、2020年11月15日、アセアン10カ国・日本・中国・韓国・オーストラリア・ニュージーランドの15カ国の署名を受け成立しました。

 

RCEPの議論は2011年にアセアンが提唱したことからはじまった経済圏の構築という意味で、アセアンにとっては大きな意味をもつと言われています。例えば発効条件などは、加盟国の過半による批准ではなく、アセアン6カ国とその他3カ国などとなっており、アセアンが中心的役割をもっていることが分かります。

RCEP経済圏の成立で、GDP、人口ともに世界の3割を占めるアジアを中心にした新たな経済圏の誕生、また毎年持ち回りで開催されるアセアンの首脳会議はオンラインというで開催されるなど、コロナ禍という全人類が共有する脅威のなかでも、世界はダイナミックに動いている。そのことを改めて感じさせられました。

 

ところで、協会としては年末を前に、新たに2名の方にWEB講座を受講いただいており、2021年には新しい仲間が誕生する楽しみが待っています。

迎える新年が、どうぞ皆さまにとって良い年となりますようお祈り申し上げるとともに、気持ちを新たにスタートをしていきたいと思っています。本年もありがとうございました。

アセアン進出支援協会

阿部 勇司

 

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