見習いたいベトナムの気骨

こんにちは。アセアン進出支援協会の阿部です。

2021年は止まぬ新型コロナの感染拡大を受け、11都府県に及ぶ緊急事態宣言からスタートしてしまいましたが、
これも1日も早い日常を取り戻すため。しばらくは我慢の時が続きそうですネ。

そんな新年がスタートし、日本では通常国会がはじまり、首相の演説では早期のワクチンの接種ができる体制を進めていくことが表明されました。ワクチンの動向如何が、世界の情勢を握っていると言っても過言ではないでしょう。

 

 

 

 

そんなワクチン開発でいま先頭を走っているのは次の国々です。
・ファイザー(アメリカ)
・モデルナ(アメリカ)
・アストラゼネカ(イギリス)
・ビオンテック(ドイツ)
・シノバック(中国)

 

▽中国のワクチン外交

上記のなかで、アセアンに大きな影響を及ぼしているのはなんといっても中国でしょう。

中国の王毅外相は、1月11日~16日にかけて、ミャンマー、インドネシア、ブルネイ、フィリピンといった国々を訪問し、
昨年の10月にも、カンボジア、マレーシア、ラオス、タイ、シンガポールを歴訪しました。

…そうです、しかし上記からはベトナムだけが除かれているのです。

中国はこのことについての明言はしていないようですが、
各メディアは「ベトナムがアセアン加盟国のなかで一番最初にファーウェイを拒否したこと」、
「新型コロナの発生時の初期に中国との国境を閉鎖したこと」などが、
今回王毅首相の歴訪から除外された理由ではないかと伝えています。

 

▽見習いたいベトナム人の気骨

ことの真偽はともかく、ベトナムの毅然とした態度には感心させられます。

歴史上、中国による千年支配がいまだにベトナムからみた中国の心象を悪くさせているという意見はあるものの、
世界第2位の経済大国になった中国は、アジアに限らず、世界に大きな影響力を持っているとみるのは、決して誇張ではありません。

こうしたなかにあって、Noと言えるベトナムの気骨に、歴史から積み上げられてきた精神が宿っているようにも感じます。

以前ベトナムを訪れた際、ガイドの方に「かつてアメリカとの戦争に勝ったのはベトナムだけだ」と伝えた人がいました。
これを聞いたそのガイドの方は、「とても誇りに思う」と感謝の思いを述べたそうです。

翻って、かつて「Noと言えない日本人」などと、自虐的なワードが耳目を集めた日本。
そろそろ、後ろ向きは止めて、前を向いて歩みを進めていく時ではないでしょうか。

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